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川崎市中原区の課題や問題点を区民自ら考え調査・検討するほか、市民活動団体の支援・広報等実践活動を行っています。

by 中原区まちづくり推進委員会
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町内会・自治会にちょと目を向けてみませんか!

町内会・自治会にちょと目を向けてみませんか!_d0241210_23133445.jpg

【写真:中原区上平間第2町会の高齢社会部の独居老人等の見守りパトルール中】

中原区には町内会・自治会が幾つあると思いますか? 77です。「中原区町内会連絡協議会」という組織もあり、事務局を「中原区役所地域振興内」(☎044-744-3159)に置いています。区内では82,896世帯(平成23年4月現在)の約7割が加入しています。

■ 暗い時代もありました 

 その歴史にはちょっと暗い時代がありました。

 ウィキペディアの「町内会」の説明によれば、『元々は日中戦争の頃から日本各地で組織され始め、太平洋戦争の戦時下に大政翼賛会の最末端組織として1940年に市には「町内会」、町村には「部落会」が国によって整備されたのが起源であるとされる』そうてす。

 「もちろん戦前の町内会隣組は、・・・最終的には最短部の行政組織として制度化され、赤裸々な権力支配の道具となった」(中川幾朗編著『地域自治のしくみと実践』の玉野和志著「わが国のコミュニティ政策の流れ」)。「戦後、アメリカ占領軍は町内会を日本の民主化を拒むものとして徹底的に排除しようとした」「占領軍による禁止と自治体による非公認の中でも、別の組織などの形を借りて存続し」、講和条約後、「町内会・自治会というかたちで公然と復活を遂げた」。

■ 阪神・淡路大震災で見直されたコミュニティ 
  ― 失ってわかったセーフティネット機能


 1995年の阪神・淡路大震災で、地域コミュニティの大切さが見直されたそうです。『そこから今日まで続く「防災・防犯まちづくり」や「高齢者や子ども見守り」「住民主体の地区計画の策定」といった活動が全国に広がっていった」(『地域自治のしくみと実績』相川康子著「震災とコミュニティ 新しいコミュニティを考える原点」から)
 相川氏は地域コミュニティの落とし穴として『“文句”をいう人を許さず、外部の支援者らを頑迷に受け入れない風潮も出てくる。地域社会の年輩の男性リーダにこの傾向が強く「地域内のことは我々がやるから、外から口出し・手出しは無用』となる』と「外に向かって開く」ことも重要」と訴えている。

 そして、3.11東日本大震災は地域やコミュニティの絆の大事さを教えてくれました。転換点になっていくことでしょう。

■ 中原区でも新しい動き 
  「お年寄りと心通う町へ」 上平間第二町会・高齢社会部


 写真は上平間第二町会・高齢社会部が89、86歳の夫婦2人住まいの家を訪ねている様子です。リーダーが地域連絡員を連れ、担当区域の近所のお年寄りを毎月数度見回る活動をしています。いつしか心が通うようになり、1時間も話し込むこともあるそうです。

  多摩川沿いの田畑地が戦後約1300世帯の木造住宅密集地帯になり、やがて独居老人が目立つ町会になってきました。そこで、町会が高齢社会部を設置、独自対策に乗り出しました。

 「反対の声もあったが、強引にしなければならなかったです。意見を出してもらいリーダーを指名しました」と初代部長は語ってくれました。

  無常にも風呂で死後発見という事もありましたが、家で骨折して動けなくなった人や栄養失調の人の命を救う事もありました。


 こんなユニークな活動をしている区の町内会を探しています。ご紹介ください。
                       
by nakahara-machi | 2012-07-19 23:11 |  もっと知ろう中原/町内会